コンデンサ ~特徴~
こんにちは。エヌがのです。
ブログが完全にマウス日記となってますので、たまには技術ネタを書きます。(新作の進捗なんてなかった・・・)
先週の日曜に行われた東日本マウス月例会の技術交流会にてコンデンサについての発表を行いましたのでそれについて書きたいと思います。
さて、意外と見逃されがちなコンデンサですが、まずはどんな特徴を持っているのでしょうか。
・ノイズの除去
多くのコンデンサはこのノイズの除去に用いられます。
(参照:http://ednjapan.com/edn/articles/1205/22/news060_3.html)
コンデンサを下記のように電源ラインとグランドに繋ぎ、電源ラインにあるノイズをグランドへ逃がします。
(参照:http://ednjapan.com/edn/articles/1205/22/news060_3.html)
このような使われ方をするコンデンサを、デカップリングコンデンサまたはバイパスコンデンサと呼ばれます。
・簡易電源
コンデンサは電荷を貯めておくことができる素子です。そのため、充放電が可能であり、簡易な電源として用いることができます。
モータドライバ等大電流を必要とする回路の近くに大容量のコンデンサを設置します。これにより、モータドライバ回路が必要な電流をすぐ近くのコンデンサから得ることができます。リポ等の電池は一度に大量の電流を流すと、電圧が急激に落ちてしまいますので、これを防ぐ役割にもなります。
・フィルタ回路
コンデンサはある一定の周波数の電圧を除去または通すことができます。そのため、高周波を取り除くハイパスフィルタ回路や低周波を取り除くローパスフィルタ回路に使用されます。
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/ハイパスフィルタ)
RCハイパスフィルタ回路
(参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/ローパスフィルタ)
RCローパスフィルタ回路
少し長くなりそうなので3,4つに分けて説明していこうと思います。
次は積層セラミックコンデンサと電解コンデンサについてお話ししようと思います。